手取川ダム水源地域振興として,手取湖げんき団との湖面体験が行われました
北陸サテライト近郊には日本屈指の手取川ダムがあります.
(堤高153m,堤頂長420m,総貯水量:2億3100万m3,流域面積428.2km,湛水面積525ha)
ダムを水源地域の資源として盛り上げていこうと住民の方々中心となりはじめた活動の一つに「手取湖げんき団カヌー・カヤック倶楽部」があります.
2004年から活動を開始し,これまでダム湖の湖面利用としてダム管理者と連携しながら,カヌー体験活動などのアクティビティを行ってきました.
坂本特任助教も試乗会に参加し,ダム湖をカヤックにて周遊しました.
手取川ダム右岸側面には,日本地質学発祥の地として化石露頭で有名な「桑島化石壁」,ダム湖に流入する「小嵐の滝」など,普段,道路からはアクセスできない場所の地形地質を船上から観察できました.
その後,げんき団の皆さんと課題と意見交換を行いました.
げんき団の活動に関する課題もお聴きでき,今後,北陸サテライトとしても,あらゆるかたちで元気団の活動を応援し,元気な水源地域を目指していければと思います.
日本最大級の手取川ダム
カヌーで手取川ダム湖を回遊
日本地質学発祥の地と呼ばれる「桑島化石壁」の露頭があります
ダム湖流入河川である「小嵐の滝」(カヌーでしかアクセスできません)