北陸サテライト通信

国土交通省社会実験イベント7月7日全国同時水辺で乾杯が行われました(初の手取川会場)

7月7日に水辺で乾杯を行いました.
水辺で乾杯とは国土交通省が2015年より行う社会実験企画で,7月7日(川の日)の午後7時7分に全国同時に水辺で乾杯を行い,水辺空間の活用を盛り上げていこうという趣旨のものです.

これまで全国の各地の水辺で行われてきましたが,手取川では初とのことでした.
手取川上流域の白峰河川公園前の高水敷は芝生空間,あずまや,モニュメントなど人が滞在するのにいい空間があり,この空間を何か活かしていけないかとのことから地域の皆さんやアーティストの方々と一緒に企画しました.

当日は,石川県内では,犀川大橋,梯川河口,手取川(白峰)で行われましたが,手取川も大変賑わい約100名の方々が集まりました.

開催にあたり,白山市の防災無線では,水辺で乾杯のアナウンスが行われたこともあり,多くの方に関心をもっていただくことができました.(普段,様々な情報提供がされる防災無線ですが,きっと水辺で乾杯のアナウンスは初でしょう.)

国交省,環境省,白山市ジオパーク・エコパーク推進課,白山市のゆるキャラ(ゆきママ)も駆けつけてくださり,大いに盛り上がりました.

また,白山麓のクロモジを蒸留してつくるソーダを(株)ファブリックさんが乾杯用に参加者の方に提供いただくなど,非常に盛り上がりました.

デザイナーの澤田さんには灯りアートをご協力いただき,天の川をイメージした灯りは暗くなってきてから幻想的なものでした.

特別にお金をかけなくても,創意工夫と一人一人が少し汗をかけば,こんなにも楽しい空間になるということが実証でき,改めて河川の公共空間活用の可能性を感じました.

(※写真提供:トラベルフォトライター土屋香奈氏)

<北國新聞7月8日:https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/790513