北陸サテライト通信

ライン館ゼミ(しらみね卒論ゼミ)が行われました

普段,北陸サテライトに東京大学の学生はいません.しかし,北陸サテライト周辺には,休学で地域体験,研究で一時的な滞在,遠距離通学など様々なかたちで滞在している大学生(名古屋大学,金沢大学,高崎経済大学,立命館大学など)がいます.

様々な学び方をしている大学生・大学院生ですが,共通項は「白峰地域や白山麓」をフィールドに研究したいということでしたので,北陸サテライトで不定期に「ライン館ゼミ(しらみね卒論ゼミ)」を開催することになりました.ゼミの指導教員役は坂本特任助教が務めました(6/12開催).

大学生から関心あるテーマとして挙がってきたのは,「重要伝統建造物群保存地区」,「出作り集落形態」,「白山ユネスコエコパーク」,「屋号文化」,「報恩講食文化」など地域固有の自然環境や文化的景観についてでした.

学部も異なる他大学の学生がサテライトで学びの時間を共有し,白山麓地域について一緒に考えることで,様々な価値観に触れることができます.これからのサテライト活用の可能性についても示すことができました.

今後,様々な大学生の研究教育拠点として北陸サテライトを活用してもらえればと思います.
※参考記事はこちら
<中日新聞1面:9月3日>
白峰に集え! 卒論探究 東大施設 石川県内外から学生ら6人>
https://www.chunichi.co.jp/article/538057

 

卒論ゼミの様子

みんなで本を黙々と読む会(晴耕雨読の会)もはじめました

静かな環境でそれぞれの課題を頑張る「ライン館自習室」