北陸サテライト通信

第2回ライン館ワークショップを行いました(12/12)

12月12日(日)、第2回目のライン館ワークショップ(第2回白山麓かわ・まちづくりワークショップ-川の空間の活かし方を考える編-)を開催しました。

(主催:東京大学地域未来社会連携研究機構北陸サテライト,共催:NPO法人白山しらみね自然学校,協力:白峰・桑島合同区会)

 

1回目よりも人数も増え、多方面からご参加いただきました。

 

今回、地元の方々はじめとし、白山市、環境省、金沢工業大学、富山大学、石川県立自然史資料館などにもご参加いただきました。

共催団体である、NPO法人白山しらみね自然学校の山口隆事務局長から開催の趣旨が述べられ、坂本貴啓特任助教からは、北陸サテライトの紹介と、前回ワークショップのふりかえりについて紹介がありました。

坂本特任助教によるふりかえり(前回ワークショップでの川の印象に関するキーワード)

 

また、今回、本機構の連携協定先の金沢工業大学さんと白山市さんにも話題提供いただき、川を活かしたまちづくりへの示唆をいただきました。

白山市さんからはエコパーク、ジオパークというフィールドを活かした地域資源について、金沢工業大学さんからは、白峰地区で行っている、産学共同の顔認証システムを用いた観光業に関する実証実験についてなどお話いただきました。

話題提供①「白山手取川のジオパークについて」

(白山手取川ジオパーク推進協議会 スーザン・メイ 様 )

 

話題提供②「白山ユネスコエコパークについて」

(白山ユネスコエコパーク協議会 西村 かおり 様)

 

②「最先端のまちづくりを白山麓で社会実験」

(金沢工業大学 産業連携局次長 福田 崇之 様)

 

その後、話題提供での地域の可能性を踏まえ、4班構成のグループワークで「白山麓の川の空間で何ができるか?」をテーマにアイデアを出し合いました。

四季折々の利活用案、多世代・多主体ならではの意見が飛び交い、大変ユニークな意見が集まりました。

ワークショップの議論の様子

 

 

班ごとにアイデア発表

 

会の最後に今回、ご参加いただいた白山市ジオパーク・エコパーク推進課長の北村様から講評をいただき、「白山市の資源を最大限生かしたアイデアが集まりそうで、今後のワークショップが非常に楽しみです」とライン館ワークショップについての期待が述べられました。

 

講評(白山市ジオパーク・エコパーク推進課長 北村 彰浩 様)

 

今後、あと2回程度のワークショップを通じて、アイデアの中身を掘り下げ議論し、まちと川との連携についても考えていければと思っています。

参加いただいた方からは次のワークショップをどうしていくかなど、地域の未来に対する議論に前向きなご意見を多くいただき、少しずつサテライトと地域との協働が深化しているところです。ライン館を活用したワークショップを地域の方々と一緒につくりあげていきたいと思います。

次回は1/29(土)を予定しています。詳細は改めてご案内します。