学外連携機関等紹介 四日市市
四日市市
市長 森 智広 氏
◆東京大学地域未来社会連携研究機構との協定への思い
平成30年11月に東京大学と三重県が研究や人材育成などに関する連携協定を締結したことを契機に、東京大学地域未来社会連携研究機構と本市において、大学の研究成果や情報、人材を施策に活かし、地域課題を解決することを目的として、令和元年10月に連携協定を締結しました。産業都市である本市が持続的に発展していくために、産業振興をはじめ、様々な地域課題の解決に向けて、地域未来社会連携研究機構に所属する多様な分野の研究者の皆様のご知見をまちづくりに活かしていきたいと思っています。
◆東京大学地域未来社会連携研究機構の参画教員との連携事例
本市においては、現在中央通り再編やバスタ整備という戦後最大規模となる中心市街地再開発プロジェクトを進めています。あわせて、四日市スマートリージョン・コア実行計画に基づき、中央通りにローカル5GネットワークやAIカメラ等のセンシング機器等を配置し、スマート技術による人流データや環境情報等の見える化を図るなど、中心市街地のスマート化に取り組んでいるところです。
そのような中、令和4年度には、まちづくりDXの可能性と課題について、中尾彰宏教授による基調講演やパネルディスカッションによる公開シンポジウムを開催しました。産学官それぞれの視点から、ローカル5Gを活用した様々な可能性や、将来的な中央通り以外の地域のスマート化に向けたアイディアなど、本市のスマートシティ化に向けて様々なアドバイスをいただくことができました。
このほか、360度カメラを用いたバーチャル空間作成実証実験を行い、バーチャル空間を活用した情報発信等について検討するなど、スマートシティ実現に向けた可能性を示すことができ、本市では引き続きスマートシティ実現に向けて様々な取り組みを進めています。
基調講演の様子
パネルディスカッションの様子
◆関連資料・URL
四日市市ホームページ「令和元年10月24日 記者発表資料 四日市市と国立大学法人東京大学 地域未来社会連携研究機構との連携協定締結について」https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1571908063152/index.html