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地域をあげた祝福!-ライン館と手取川で結婚式が行われました-

最近,ライン館(北陸サテライト)には,色んな相談が寄せられます.2か月前のある夜のことでした.夜,坂本特任助教がサテライトで仕事をしていると,「こんばんはー」とサテライトのご近所さんの一組の婚約された2人が訪ねてこられました.

「川で結婚式ってどうやったらできますかね?」

というのが今回寄せられた相談でした.お二人はこの白峰地域で出会ったことから,白峰の皆さんに結婚式を見てもらいつつ,白峰らしい結婚式をしたいとの想いから考えた末に手取川の芝生広場で開放的な結婚の披露ができないか思い至ったそうで,川といえば,坂本先生と思い,相談に来たとのことでした.

坂本特任助教にとっても初めての河川利用の企画でしたが,市や県とも相談しつつ,利用許可も「川を活かした市民集会(挙式風)」ということで取得でき,河川結婚式の素地が整いました.

当日晴れたら川で結婚式ということでしたが,午前は雨でしたので,地域の方々の活動拠点にもなっているライン館(北陸サテライト)で挙式が行われました.

当日は多くの方々が祝福に訪れ,屋内以外にも縁側から覗く方々もいらっしゃいました.
地域をあげた祝福の場としてライン館が活用され,地域に愛されるライン館になってきたこと嬉しく思います.

午後は晴れましたので,お二人は河川敷でも撮影し,いい結婚日和の日となりました.
お二人の結婚式の様子は,翌日でも大々的に報じられ,白山麓地域のおめでたいニュースとなりました.

<中日新聞:7月11日:愛と餅 日本一周の旅へ とち餅職人 山田さん・大沼さん夫妻 交流計画>

https://www.chunichi.co.jp/article/505544

<北國新聞7月11日:永遠の愛、ライン館で誓う 白峰移住 山田夫婦 親族,住民70人で「めでた」>

https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/793014

ライン館結婚式

坂本特任助教はリングピロー亀の役割でした

地域をあげた祝福に包まれました

雨上がりに河川空間でも記念撮影

(写真提供:新郎新婦)

大阪府高槻市で芥川川づくり現地視察&講演を行いました

7月8日,高槻市と市民が協働でつくる「芥川ひととさかなにやさしいかわづくりネットワーク(通称:芥川倶楽部)」では15年,高槻市の中心地を流れる芥川を軸とした川づくり・まちづくりが行われてきました.

これからどのように芥川の川づくりを行っていくか議論する話題提供を坂本特任助教が「日本全国川巡り」と題して行いました.(以前,2月にNHKラジオで紹介したものをベースとしています)

また,講演翌日には,芥川の川づくりを見学し,市民参加でつくった魚道を見せてもらいました.芥川の川づくりはどんどん進化を続けていて、芥川倶楽部考案のいい魚道がたくさんできてどんどんアユがのぼっていました.

また,高槻市さんからはこれを機に東京大学地域未来社会連携研究機構と様々なかたちで連携していければという熱いメッセージもいただき,今後も地域づくりに対し協働していければと思います.

講演題目「日本全国川巡り」(北陸サテライトの様子も紹介しました)

講演会の様子

淀川水系芥川現地視察

市民参加でつくった魚道

国土交通省社会実験イベント7月7日全国同時水辺で乾杯が行われました(初の手取川会場)

7月7日に水辺で乾杯を行いました.
水辺で乾杯とは国土交通省が2015年より行う社会実験企画で,7月7日(川の日)の午後7時7分に全国同時に水辺で乾杯を行い,水辺空間の活用を盛り上げていこうという趣旨のものです.

これまで全国の各地の水辺で行われてきましたが,手取川では初とのことでした.
手取川上流域の白峰河川公園前の高水敷は芝生空間,あずまや,モニュメントなど人が滞在するのにいい空間があり,この空間を何か活かしていけないかとのことから地域の皆さんやアーティストの方々と一緒に企画しました.

当日は,石川県内では,犀川大橋,梯川河口,手取川(白峰)で行われましたが,手取川も大変賑わい約100名の方々が集まりました.

開催にあたり,白山市の防災無線では,水辺で乾杯のアナウンスが行われたこともあり,多くの方に関心をもっていただくことができました.(普段,様々な情報提供がされる防災無線ですが,きっと水辺で乾杯のアナウンスは初でしょう.)

国交省,環境省,白山市ジオパーク・エコパーク推進課,白山市のゆるキャラ(ゆきママ)も駆けつけてくださり,大いに盛り上がりました.

また,白山麓のクロモジを蒸留してつくるソーダを(株)ファブリックさんが乾杯用に参加者の方に提供いただくなど,非常に盛り上がりました.

デザイナーの澤田さんには灯りアートをご協力いただき,天の川をイメージした灯りは暗くなってきてから幻想的なものでした.

特別にお金をかけなくても,創意工夫と一人一人が少し汗をかけば,こんなにも楽しい空間になるということが実証でき,改めて河川の公共空間活用の可能性を感じました.

(※写真提供:トラベルフォトライター土屋香奈氏)

<北國新聞7月8日:https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/790513

福井県立大学永平寺キャンパスにて「北陸新幹線が創るふくいの未来」をテーマに、福井県立大学地域連携本部との連携協定締結記念シンポジウムを開催いたします。

2022年7月19日(火)の13時30分~16時30分に、東京大学地域未来社会連携研究機構と福井県立大学地域連携本部との連携協定締結を記念して、福井県永平寺町の福井県立大学講堂にて、シンポジウムを開催いたします。坂田一郎機構長による「次期国土形成計画と北陸地域の未来戦略」と題した基調講演と、「北陸新幹線延伸による福井地域の発展可能性と課題」と題したパネルディスカッションが行われます。

詳細とお申し込みはこちら

手取川ダム水源地域振興として,手取湖げんき団との湖面体験が行われました

北陸サテライト近郊には日本屈指の手取川ダムがあります.
(堤高153m,堤頂長420m,総貯水量:2億3100万m3,流域面積428.2km,湛水面積525ha)

ダムを水源地域の資源として盛り上げていこうと住民の方々中心となりはじめた活動の一つに「手取湖げんき団カヌー・カヤック倶楽部」があります.

2004年から活動を開始し,これまでダム湖の湖面利用としてダム管理者と連携しながら,カヌー体験活動などのアクティビティを行ってきました.

坂本特任助教も試乗会に参加し,ダム湖をカヤックにて周遊しました.
手取川ダム右岸側面には,日本地質学発祥の地として化石露頭で有名な「桑島化石壁」,ダム湖に流入する「小嵐の滝」など,普段,道路からはアクセスできない場所の地形地質を船上から観察できました.

その後,げんき団の皆さんと課題と意見交換を行いました.
げんき団の活動に関する課題もお聴きでき,今後,北陸サテライトとしても,あらゆるかたちで元気団の活動を応援し,元気な水源地域を目指していければと思います.

日本最大級の手取川ダム

カヌーで手取川ダム湖を回遊

日本地質学発祥の地と呼ばれる「桑島化石壁」の露頭があります

ダム湖流入河川である「小嵐の滝」(カヌーでしかアクセスできません)

ライン館ゼミ(しらみね卒論ゼミ)が行われました

普段,北陸サテライトに東京大学の学生はいません.しかし,北陸サテライト周辺には,休学で地域体験,研究で一時的な滞在,遠距離通学など様々なかたちで滞在している大学生(名古屋大学,金沢大学,高崎経済大学,立命館大学など)がいます.

様々な学び方をしている大学生・大学院生ですが,共通項は「白峰地域や白山麓」をフィールドに研究したいということでしたので,北陸サテライトで不定期に「ライン館ゼミ(しらみね卒論ゼミ)」を開催することになりました.ゼミの指導教員役は坂本特任助教が務めました(6/12開催).

大学生から関心あるテーマとして挙がってきたのは,「重要伝統建造物群保存地区」,「出作り集落形態」,「白山ユネスコエコパーク」,「屋号文化」,「報恩講食文化」など地域固有の自然環境や文化的景観についてでした.

学部も異なる他大学の学生がサテライトで学びの時間を共有し,白山麓地域について一緒に考えることで,様々な価値観に触れることができます.これからのサテライト活用の可能性についても示すことができました.

今後,様々な大学生の研究教育拠点として北陸サテライトを活用してもらえればと思います.
※参考記事はこちら
<中日新聞1面:9月3日>
白峰に集え! 卒論探究 東大施設 石川県内外から学生ら6人>
https://www.chunichi.co.jp/article/538057

 

卒論ゼミの様子

みんなで本を黙々と読む会(晴耕雨読の会)もはじめました

静かな環境でそれぞれの課題を頑張る「ライン館自習室」

 

川づくりは人づくりまちづくり交流会を行いました

東大北陸サテライトにて,川づくり・人づくり・まちづくりに関して意見を交わす交流会が行われました.本交流会には,福岡県からは,遠賀川流域で川づくり・まちづくりに関する活動を行う,「直方川づくり交流会」の皆さん,茨城県からは国立研究開発法人土木研究所の皆さんにお越しいただきました.

北陸サテライトのある白峰内にも,まちづくりに関する団体が多数あり,「NPO法人しらみね自然学校」,「NPO法人白峰まちづくり協議会」,「NPO法人環白山保護利用管理協会」なども参加し,川を活かしたまちづくりに関して意見を交わしました.
また,サテライト周辺地域も視察し,環境省や国交省の皆さんにもご協力いただきました.

サテライトがハブ的役割を担いつつ,他地域交流を促進していければと思います.
(※本内容は2022年5月20日北國新聞に掲載されました:「川の活用で交流会 白峰」)

意見交換会の様子

情報提供(環境省・白山自然保護官事務所)

情報提供(国交省・手取川ダム管理支所)

手取川ダムサイト見学

白山砂防科学館見学(国交省・白峰砂防出張所)

第1回白山麓直轄事業連絡会議が開催されました

白峰地区周辺には、林野庁(白峰森林事務所、手取川治山事業所)、国土交通省(手取川ダム管理支所、白峰砂防出張所)、環境省(白山自然保護官事務所)の3省庁5機関があります。

これまで周辺で国有林管理、民有林治山事業、ダム管理、砂防事業、地滑り対策事業、国立公園管理と様々な直轄事業が行われてきていますが、各省庁や白峰地区の関係者が一堂に会し、情報共有をする機会はありませんでした。

白峰周辺の直轄事業の主な管轄エリア(林野庁,国交省,環境省)
(※直轄区域は富山県・福井県・岐阜県にもまたがるが石川県内のみ表示)
(坂本作成,GISデータを用いて作成のため実際の管轄と一部異なる場合がある)

 

そこで、「白山麓直轄事業連絡会議」として、月1回関係者で集まる場をつくり、その第1回目が北陸サテライト(ライン館)にて、開催されました。

————–参加機関(各省庁の掲載順は国家行政組織法に基づく)————————-
・林野庁 近畿中国森林管理局石川森林管理署 白峰森林事務所
・林野庁 近畿中国森林管理局石川森林管理署 手取川治山事業所
・国土交通省 北陸地方整備局金沢河川国道事務所 手取川ダム管理支所
・国土交通省 北陸地方整備局金沢河川国道事務所 白峰砂防出張所
・環境省 中部地方環境事務所 白山自然保護官事務所
・白山市白峰地区市民サービスセンター
・白峰区長会
・桑島区長会
・NPO法人白峰まちづくり協議会
・NPO法人白山しらみね自然学校
・NPO法人環白山保護利用管理協会
・東京大学地域未来社会連携研究機構北陸サテライト
——————————————————————————————

各所属の皆様の自己紹介、簡単な事業紹介などをいただいた後、今後の事業や取り組みの予定を情報共有いただき、有意義な会となりました。

これを機に白峰周辺の官・民・学のゆるやかな連携を構築していきたいと思います。

 

調査研究・政策への扉を更新しました。

2021年度の各事業における報告書を追加しました。

調査研究はこちら

政策への扉はこちら

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  • 投稿日:2022年05月10日

2022年度の三重サテライト始動!

2022年度4月より坂本貴啓特任助教が当面の間、三重サテライトでの活動を併任することとなりました。

三重サテライトは近鉄四日市駅前にあり、都市域に立地するサテライトです。

ユマニテクプラザ内にある三重サテライト

 

北陸サテライトとはまた異なる課題や強みがありますが、三重ならではの諸活動をますます深めていければと思います。

 

これまでの三重サテライトでの取り組みやネットワークを活かしつつ、今年度どんなことが行っていけそうか三重サテライトと連携する関係団体(大橋学園グループ(ユマニテクプラザ)、三重大学北勢サテライト、四日市市、三重県、三重県産業支援センターの各位とそれぞれ意見交換会を行いました。

意見交換では、お互いの取り組みを紹介し合い、短期的・中長期的にどんなことを実現していきたいか、東大地域未来連携研究機構とどんな連携を期待するかなど活発に行われました。

大橋学園グループさんとの意見交換

 

三重大学北勢サテライトさんとの意見交換

四日市市さんとの意見交換

三重県さんとの意見交換

三重県産業支援センターさんとの意見交換

 

環境・防災・人口減少・都市計画・DX・ものづくりなど様々な課題が議論されました。

まずは課題を共有するところからはじめていき、一つずつ取り組んでいきたいと思います。

今年度も三重サテライトをどうぞよろしくお願いいたします。